アレクサンドル・デュマ

ここのところ続けてアレクサンドル・デュマの著作本を読んでいます。

きっかけはLADYBIRD CHILDREN’S CLASSICSの洋書絵本『THE THREE MUSKETEERS』=『三銃士』。

デュマはフランスの作家なので原文はフランス語ですが、この絵本は簡単な英語で書かれた簡略版、これがなかなかに面白い。では、と岩波書店の翻訳版の文庫本を取り出したら、細かい字で厚みのある上下2冊。これは手間取りそうだと思いなおし、1冊本だった、三銃士の続編『仮面の男』を読んだら、これがまた面白い。(レオナルド・ディカプリオやジェレミー・アイアンズ出演で映画化されていたDVDまで手に入れた!)。あっという間に読み終えてやはり元に戻る、で『三銃士』岩波文庫翻訳本の上巻を読み始め、もうじき下巻に入れそう・・・。と、ここまでデュマを読んだら、やっぱり次は『モンテ・クリスト伯』を読むことになるんだろうな、確か文庫で4冊ほどの超大作。日本で子供向けに訳された『岩窟王』として知られているもの。面白い本はいつの時代でもやはり面白い!と痛感。

読書の醍醐味、面白くて読み始めたら止められない!!

 

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新年明けましておめでとうございます。

2019年、そして平成31年になりました。明けましておめでとうございます。

例年に比べると雪の少ない穏やかなお正月でした。これからも穏やかな冬の日々を過ごせますように!

平成30年、今年も残りわずかになりました。

 2018年、平成30年も12月になり残すところわずかとなりました。冷え込みも厳しくなってきています。防寒対策をしっかりして、火の元に気をつけて、水道管の凍結防止対策もしっかりして、そして雪道でツルツル路面の歩行や車の運転にもくれぐれも気をつけて、健やかに新年を迎えたいと思います。

今年一年の無事を感謝しつつ、来年も楽しく忙しく元気に動き回って過ごすことが出来ますように!!と、心から祈ります。

それにしても、盛岡の冬は寒いよね・・・。

新聞記事から得られる貴重な情報…

 私は新聞を時間が許す限りはじっくりと読みます。購読しているのは岩手日報。仕事柄(本業の)岩手県内の情報が必要なので(慶弔面など特に)、地域の情報が豊富な日報を長年購読しています。

 社会面とスポーツ面はサラっと読む程度だけれど(興味と知識の少なさから自ずと・・・)、映画や美術館等の催し情報などは好きなことなのでじっくりと目を通します。

そして、今回もまた見つけました、とても興味をひかれる催しの情報!絶対に観に行くぞ!と鼻息を荒くしているところです。

映画 『幻を見るひと 京都の吉増剛造』

詩人 吉増剛造 を追ったドキュメンタリー映画が東京恵比寿にある東京都写真美術館ホールで7日間特別上映されるという記事。開催期間中には数度本人、吉増剛造の舞台あいさつが有る様子。

ちょうどJRの大人の休日パス期間。絶対行くぞ!?、行きたい、観たい、会いたい!

「詩」は、小説と違ってとてもわかりにくいと私は感じていて、あまり身近な読み物ではないのだけれど、この吉増剛造という詩人には特別な思いがあります。

5年程前、東和町にある萬鐡五郎記念美術館で瀧口修三展が開催され、この詩人吉増剛造が瀧口修三についての講演を行いました。私は縁あってその講演に行き、聞き、話し、強烈な印象を受け忘れられなくなりました。言葉に対する鋭いセンス、洒落たセンス=服装・髪型・履いてた靴・パフォーマンスすべて含め=、本物の匂いがプンプンしていました。

そしてその数年後に東京国立近代美術館で開催された“渾身の”(←私はそう感じました!) 展覧会 「声ノマ 全身詩人 吉増剛造展」。  もちろん観に行きました。詩人という枠では収まらない表現の芸術者だと思いました。

その後偉い勲章かなんか貰っちゃったのでもう岩手なんかに講演に来てくれないんだろうな、いつかまた機会が有ったらぜひ駆けつけたいな、と思いながら過ごしていたところに、この情報です。

大好きなものを大好きと感じ続けていると何だか前向きないいことが起こるな、楽しみが沢山で嬉しいな、そう実感する日々です。

老境に入り(←何歳からを老境と言うのか?知らないけど)、残り時間で何をやろう、何が出来るかな、と考えている日常をこんなちょっとした新聞記事が彩り豊かな楽しみな時に変えてくれます。

 

太宰治ファンではないけれど・・・

太宰治ファンではないけれど、初めての津軽の旅で太宰の生まれ故郷金木を訪れ、生家である斜陽館と、疎開先として居住した住まい…確か新座敷とか表示されていたような…に行ってきました。生家である斜陽館は確かに桁外れに立派なお屋敷でありました。取り立てて何の特徴も無いむしろちょっと廃れた感じの街並みの中にドンと存在している(そして見事に観光化されている!)贅を尽くした木造建築のそれは建物で有りました。そして、そぞろ歩きで芦野公園まで。すれ違う人も無く、なんだか懐かしさを覚える田舎町の風景を眺めながら。芦野公園は思っていたよりずっと大きい広い良く整備された公園で、何だかこの公園の様子には都会を感じました。

太宰治の作品は、高校生の時に読んだ『津軽』=教科書に載っていて授業上必要に迫られて読んだのだけれど=に始まって『人間失格』、『斜陽』、『晩年』、『走れメロス』などなど・・・ほとんどが若い頃に読んだはず。私いまや老年の境に入り少なくなった残り時間で是非読みたいと思う本は別種類のものとなりましたが、やはり一度は読んでおくべき作品と思います。とりわけ東北出身者ならね。

秋の夜長、本を手にとり読書三昧。

ブルーノ・ムナーリ展

行ってきました。今、岩手県立美術館で開催されている「ブルーノ・ムナーリ 役に立たない機械を作った男」展。ミラノ生まれでイタリアを代表する芸術家。デザイナーでも有り絵画、彫刻はもちろん、絵本まで作った男の人。さまざまな種類の展示が有る中、私が一番興味をひかれたものが絵本。自由に手にとって何冊もの絵本を読めるコーナーが有りました。イタリア語版、日本語翻訳版どちらもあります。霧の街ミラノを表現すべくトレース用紙を使って一枚一枚めくって街の様子がだんだん見えるようになっていく仕掛けの絵本があったり、ページの中に窓が有ってそこを開くとその奥にまた別のお話や絵が隠されていたり、想像力豊かな子どもにはたまらなく楽しい、そして創造性を確かに養ってくれそうな、大人のほうこそ感心して芯から楽しめる本の数々でした。

イタリア、ミラノ、絵本…必ず繋がりが有るはず…と思ってたけど有った有った!私の好きな須賀敦子との接点。『木をかこう』、『太陽をかこう』、この2冊の絵本の訳者が須賀敦子でした。そして、翻訳にあったった一冊目の本『木を書こう』のあとがきにあった本人の自己紹介文(の日本語訳)が最高に私が大好きな(お洒落な)言い回し。

会期はもうしばらくありますから(11月4日まで)、時間を作って是非行ってみてください。興味のある人はね!!

夙川にて

 

いきなり秋!涼しいを飛び越え、寒い!

  あんなに暑かった夏だけど、過ぎてしまえばあっという間。そしてここ数日は、涼しいを飛び越えて寒い!と感じるほどの気温。昨日から降り続いている雨にもうんざりです。とにかく激しすぎる気温の変化ですから風邪などひかぬよう体調管理に気をつけなければいけません。

 さてそんな雨の中、盛岡の川徳デパート7階で開催されている「ホロコースト展」に行ってきました。ホロコースト展 11日まで開催中。

二度とこのような悲劇を繰り返さないためにも事実、真実を知ることが大事だと思います。

『夜と霧』、『夜』など多くの書物があり、『シンドラーのリスト』、『ライフ イズ ビューティフル』、『戦場のピアニスト』、『サラの鍵』など数多くの映画化されたものが有ります。秋の夜長のお供に、参考まで。

 

 

今年の夏は残暑も厳しい・・・!!

 今年の夏はうだるような暑さで始まり、お盆もとうに過ぎたこの時期になっても今また厳しい残暑です。はっきり言って異常気象ですが、それにも負けず何とか元気に秋を迎えなければなりませんから、良く食べ、良く休養をとり、興味を持って読書をして内面から元気を湧き起こし、時間を活用していきましょう!

私はと言えば、今またお気に入りのナルニア国物語BBCラジオシアター版のCDを聞き、それと同時進行で原書を読み、楽しんでいます。ナルニア国物語全7編の中ではあまり一般的ではない(知られていない)『The Horse and His Boy』=『馬と少年』というお話を聞いて読んでいます。ナルニア国全盛期の逸話で、貧しい漁師の息子として虐げられた暮らしをしていた少年が、或る時、ナルニア国出身の言葉を話せる馬と出会い、ナルニア国を目指して共に旅立ち、さまざまな出来事に遭遇しながらも、(双子の)弟や実の父と出会い、めでたしめでたしのエンディングになると言う、楽しめるお話です。

今年の夏の高校野球甲子園では、秋田県代表で公立高校で全員地元出身と言う金足農業高校が決勝戦まで進み、準優勝に輝くという嬉しいニュースがありました。

それぞれの夏、それぞれの時間を大事に有意義に過ごしていきましょう。そして、お気に入りの物語が見つかりますように!!

今年も咲きました、なんじゃもんじゃ!

岩手大学の構内にあるこの木、毎年5月25日頃には満開の花をつける《なんじゃもんじゃの木》ですが、今年も今日5月25日、見頃になっていました!たくさんの真っ白な細かな花が、ちょっと強めの風に吹かれてゆらゆら揺れていました。5月も終わりに近いというのに何だか肌寒い日が続いて心細いような気持ちでしたが、植物は例年どおりに成長しているようで安心しました。

コブシも咲いて、櫻も咲いて、春満開です!!

 春らしい暖かな日差しの中、自転車で岩手大学の構内を走っていたら、思わず微笑みたくなりました。白い花のコブシと薄いピンクの花のコブシが満開で、その近くには濃い紅色のつぼみを膨らませたしだれ桜の枝が揺れていました。

ようやく春になったね~、長い冬の後に訪れた春の喜びはひとしおであります。

♡♡カラスも花見?!、のんびり散歩中。

 今朝のNHKラジオ「すっぴん」で、金曜日担当の高橋源一郎が紹介した本が、野坂昭如の『戦争童話集』。

戦争末期のお話が童話として何篇かおさめられているのだけれど、・・・

◎大きなクジラが潜水艦に恋をして(潜水艦をクジラだと思い違いしたわけだけれど)、この大きなクジラが敵に潜水艦と間違われて砲弾にやられて死んでしまうというお話。この話は何年か前に確か歌にもなり若い女の子が歌っていた。

◎番組の最中に高橋源一郎が朗読したのは『凧になったお母さん』。空襲にあい逃げまどう中、公園の砂場で火に取り囲まれ、迫り来る猛火から胸に抱いている小さな我が子だけは何とか助けたいと、自分の体中の水分をすべて子供のために絞り出し、最後には薄っぺらな凧になってヒラヒラと空に舞い上がって・・・。

野坂昭如の作品は戦争を扱ったものが多くて、『火垂るの墓』はアニメにもなったから知っている人も多いだろうけれど、戦争の救われなさが重たくのしかかるように書かれている。きれいごとで快復できるようなことは何も無いんだ、野坂昭如のそんな気持ちが感じられて読むのがつらい本でも有りました。

戦争には人間の弱さをもろにさらけ出させる真っ黒なものがべっとりドロドロと存在し、私たち人間を待ち構えている。この本を読んで私は怖かった。そんなドロドロの中で自分がどうなるか分からなくて自信が無くて本当に怖い。だから戦争は絶対に厭だ。

『戦争童話集』に限らず野坂昭如の本は是非一読を。

満開の桜を美しいと感じながらも、『桜の木の下には屍体が埋まっている』という言葉を何故かいつも思い出すように、平和の中に生きているからこそ『戦争は絶対に厭だ!』と肝に銘じたい。