10月になりました。神無月 October

 暑いだのなんだの言っている間に、もう10月になってしまいました。盛岡はもうすっかり秋の気候。気温の低い朝晩は、寝床の中で毛布と布団をしっかり抱え込んで温もっています。

そして、秋の夜長は読書が進みます。読書の秋です。

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今年の夏は毎日暑いですね~

 ナンダカンダしてる間に、あっという間に、今年も8月になり8月も中旬になろうとしています。そして毎日暑い日が続きます。…とはいえ、全国各地の異常な高温に見舞われている地域に比べれば、まだずっとマシなのだ!と心して、何とかこの酷暑を乗り切りましょう。

良く食べ良く休むのが最良の策でしょう、そして心の栄養「読書」することも忘れずに。

「一日だけの須賀敦子展」

我が家ではテレビを観なくなってもう何年も経つけれど(地上デジタル化を拒否)、その代わり、私は購読している岩手日報の紙面を興味のあるところは時間をかけてゆっくり読みます。そうすると思いもかけない嬉しい催しの記事を見つけることが度々有ります。昨年の吉増剛造の映画『幻を見るひと』の限定上映の記事もその一つでしたが、またまた見つけました。

作家(エッセーや書評が主)でも有り翻訳家でも有る、没後20年となった須賀敦子の足跡を振り返る写真イベントが盛岡の第一画廊で開かれる、という記事。6月29日土曜日の一日だけの開催。

彼女の著作を数多く読み、強い共感を覚え、そしてかなりの影響を受けている私は、必ず行きます。

とりわけ今回の催しは、須賀敦子が住んだイタリアの風景や建物の写真が展示されるそうだから、文章を読んで想像するだけだった建物や景色を目で確認できるのだから見逃す手は有りません。・・・《思想のある建物》・・・の写真を自分の目で見てみたい。

須賀敦子の本は数多く出ているけれど、私がいつも読みかえし持ち歩いているのは没後に出されたという書評集『本に読まれて』。大竹昭子と言う人が巻末の解説文をかいています。この人は今回展示される写真を撮った人でも有り、そしてトークイベントのために来場もするようです。

一日だけ、だけどとても貴重な一日の開催。時間が有る方は出掛けてみることをお勧めします。

令和元年5月17日。

初の10連休と言う超長期間のゴールデンウイークを何とかやり過ごし、令和元年5月も17日となりました。10連休の前後期間はもとより、連休期間中も何だかとても忙しくて、ぐったりしている間にもう5月も後半になってしまいました。田んぼには水がはられ、植えられた苗が風に小さくそよいでいます。いつものことながら、この田園風景をみるとホッとします。稲作地帯で育った記憶が関係しているのかもしれませんね。(山形県酒田市のとある田舎…)。

元号が変わり、令和元年。新天皇となった浩の宮様と、個人的に私は同学年でも有り親近感がありますが…本日還暦を迎えた私、カウントダウンが始まっている自分の残り時間を自覚しつつ、これからの日本がどのようになっていくのか、これからの自分がどうなっていくのか、どうしていくべきなのか、考えて行きたいと思います。

◎現在読書中の本、 大江健三郎著『大江健三郎作家自身を語る』、そして別宮貞徳著『「あそび」の哲学』。ようやく本を読む余裕と体力が復活しました!!

雪におおわれて、4月。 卯月 April

新元号が「令和」と発表された今日、4月1日。盛岡はここ数日の冷え込みと昨日降り積もった雪で街が白くなています。3月には春の到来を思わせる暖かな日が続いていたので、一気に冬に逆戻りしたようなこの状況にガッカリしてしまいます。

とはいえ4月の声を聞けば本物の春の到来も近いはず、新年度に気持ちを切り替え前向きに、前向きに・・・。

『モンテクリスト伯』 

 岩手大学の卒業式が22日に行われ、大学構内や各所で、着物袴姿の女子学生やスーツに身を固めた男子学生の嬉しそうな姿が見受けられました。新しい門出に幸多かれと願います。

そして4月になれば、初々しく喜びに満ちた新入生の姿が見られることでしょう。

 3月も終わりに近くなっているのに、ここ数日は気温が低くて吹く風も冷たくて、雪で地面が白くなったり!!、暖かな日差しが訪れた3月初旬には春の到来か!?と一旦喜んだのに、気温の落差に身体が悲鳴をあげそうです。

さて、アレクサンドル・デュマの『三銃士』、『仮面の男』、そして大長編の『モンテクリスト伯』と、勢いに任せて読み終えました。どれもこれも何とも面白かった!! 読み継がれる作品には読み込ませる「何か」が潜んでいる事を改めて実感しました。

そして今、大作を読み終えた充実感に浸りつつも、この勢いに乗ってまた次に、何か読み続けようと思っています。候補作は『レ・ミゼラブル』。

ぶり返した寒さの中、顔を出し始めたフキノトウを摘んで春一番の味覚を味わいました、天ぷらとフキノトウ味噌にして。この苦みが冬の間に溜まった体内の毒を消してくれるような気がします。季節の変わり目、風邪などひかぬように気を引き締めて暮らしましょう…。

アレクサンドル・デュマ

ここのところ続けてアレクサンドル・デュマの著作本を読んでいます。

きっかけはLADYBIRD CHILDREN’S CLASSICSの洋書絵本『THE THREE MUSKETEERS』=『三銃士』。

デュマはフランスの作家なので原文はフランス語ですが、この絵本は簡単な英語で書かれた簡略版、これがなかなかに面白い。では、と岩波書店の翻訳版の文庫本を取り出したら、細かい字で厚みのある上下2冊。これは手間取りそうだと思いなおし、1冊本だった、三銃士の続編『仮面の男』を読んだら、これがまた面白い。(レオナルド・ディカプリオやジェレミー・アイアンズ出演で映画化されていたDVDまで手に入れた!)。あっという間に読み終えてやはり元に戻る、で『三銃士』岩波文庫翻訳本の上巻を読み始め、もうじき下巻に入れそう・・・。と、ここまでデュマを読んだら、やっぱり次は『モンテ・クリスト伯』を読むことになるんだろうな、確か文庫で4冊ほどの超大作。日本で子供向けに訳された『岩窟王』として知られているもの。面白い本はいつの時代でもやはり面白い!と痛感。

読書の醍醐味、面白くて読み始めたら止められない!!

 

平成30年、今年も残りわずかになりました。

 2018年、平成30年も12月になり残すところわずかとなりました。冷え込みも厳しくなってきています。防寒対策をしっかりして、火の元に気をつけて、水道管の凍結防止対策もしっかりして、そして雪道でツルツル路面の歩行や車の運転にもくれぐれも気をつけて、健やかに新年を迎えたいと思います。

今年一年の無事を感謝しつつ、来年も楽しく忙しく元気に動き回って過ごすことが出来ますように!!と、心から祈ります。

それにしても、盛岡の冬は寒いよね・・・。

新聞記事から得られる貴重な情報…

 私は新聞を時間が許す限りはじっくりと読みます。購読しているのは岩手日報。仕事柄(本業の)岩手県内の情報が必要なので(慶弔面など特に)、地域の情報が豊富な日報を長年購読しています。

 社会面とスポーツ面はサラっと読む程度だけれど(興味と知識の少なさから自ずと・・・)、映画や美術館等の催し情報などは好きなことなのでじっくりと目を通します。

そして、今回もまた見つけました、とても興味をひかれる催しの情報!絶対に観に行くぞ!と鼻息を荒くしているところです。

映画 『幻を見るひと 京都の吉増剛造』

詩人 吉増剛造 を追ったドキュメンタリー映画が東京恵比寿にある東京都写真美術館ホールで7日間特別上映されるという記事。開催期間中には数度本人、吉増剛造の舞台あいさつが有る様子。

ちょうどJRの大人の休日パス期間。絶対行くぞ!?、行きたい、観たい、会いたい!

「詩」は、小説と違ってとてもわかりにくいと私は感じていて、あまり身近な読み物ではないのだけれど、この吉増剛造という詩人には特別な思いがあります。

5年程前、東和町にある萬鐡五郎記念美術館で瀧口修三展が開催され、この詩人吉増剛造が瀧口修三についての講演を行いました。私は縁あってその講演に行き、聞き、話し、強烈な印象を受け忘れられなくなりました。言葉に対する鋭いセンス、洒落たセンス=服装・髪型・履いてた靴・パフォーマンスすべて含め=、本物の匂いがプンプンしていました。

そしてその数年後に東京国立近代美術館で開催された“渾身の”(←私はそう感じました!) 展覧会 「声ノマ 全身詩人 吉増剛造展」。  もちろん観に行きました。詩人という枠では収まらない表現の芸術者だと思いました。

その後偉い勲章かなんか貰っちゃったのでもう岩手なんかに講演に来てくれないんだろうな、いつかまた機会が有ったらぜひ駆けつけたいな、と思いながら過ごしていたところに、この情報です。

大好きなものを大好きと感じ続けていると何だか前向きないいことが起こるな、楽しみが沢山で嬉しいな、そう実感する日々です。

老境に入り(←何歳からを老境と言うのか?知らないけど)、残り時間で何をやろう、何が出来るかな、と考えている日常をこんなちょっとした新聞記事が彩り豊かな楽しみな時に変えてくれます。